土曜日, 11月 14, 2009

民主 小沢幹事長 一神教を斬る

****11月10日23時33分配信 読売新聞****
民主党の小沢幹事長は10日、和歌山県高野町の高野山・金剛峯寺を訪ね、102の宗教団体が加盟する「全日本仏教会」会長の松長有慶・高野山真言宗管長と会談した。

小沢氏は会談後、記者団に、会談でのやりとりについて、「キリスト教もイスラム教も排他的だ。排他的なキリスト教を背景とした文明は、欧米社会の行き詰まっている姿そのものだ。その点、仏教はあらゆるものを受け入れ、みんな仏になれるという度量の大きい宗教だ」などと述べたことを明らかにした。小沢氏は記者団に、「キリスト教文明は非常に排他的で、独善的な宗教だと私は思っている」とも語った。
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小沢さんの発言は多分に幹事長としての政治的セールストークであろうが発言は強ち間違ってはない。キリスト教信者の中にはこの発言にクレームをつけたい人もいるだろう。しかし、今起こっている戦争や紛争は殆どが宗教ガ絡んでいる。民族紛争も根っこには宗教的な利害がある。世界平和という視点では核廃絶よりも宗教撤廃(宗教棄却または政治からの排除)の方がはるかに容易且効果的ではないだろうか。(やり方・プロセス次第であるが)

そもそも子供時代に普通に科学を学び宗教的教育(マインドコントロール)がなければ進化論 vs 創造論なんて議論は起こらない、イスラム VS キリストという忌まわしい対立構造も生まれてこないはずだ。お互いのリーダーと国民がマインドコントロールから解き放たれない限りそこに和平は訪れない。

争いごとへの投下資本からは得られるものは少ない。イラン・アフガンでの死者数は既に広島・長崎の死者数を越えているともいわれている。宗教的マインドコントロール(排除志向)がなければここまではできないはずだ。もし、小沢さんが選挙目当てでないこのメッセージを自信と勇気を持って世界に発信すれば日本の存在価値をそれなりに高めることはできるはずだ。この発言の後にキリスト教に対し政治的謝罪でもすれば「やっぱりか」ということになるが・・・

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