火曜日, 6月 09, 2009

GranTorino by クリント・イーストウッド

映画名 グラン・トリノはフォード社の車の名称、クリントイーストウッドが監督・主演で奥さんをなくし一人住まいである彼の隣に引っ越してきたアジア系の移民一家との交流を描いた人間ドラマ、この主題歌はクリントイーストウッドとイギリスの若手ジャズミュージシャンのジェイミー・カラムとのコラボである。映画のラストで最初にクリントイーストウッドが唄い始め、後を準主演のアジア系の少年が歌っているような感じにしている(と思う)。その演出が心にくい。メロディー・映像・ストーリーがマッチして心にひたと落ちる。

クリントイーストウッドは子供の頃から好きな俳優(演技ということでなくカッコよさ)だった。ローハイドでのロディというカウボーイ役で覚えている人もいると思う。あの頃と雰囲気はそんなには変わっていない。ローハイドの曲を聴くとフェーバーさんやウィッシュボーンとのシーンが思い浮かぶ。グラン・トリノが彼の最後の監督作品になるのか、それとも・・・後一つ二つはやって貰いたい。

グラントリノ 映画の主題歌 BY Jamie Cullum


ローハイドとグラン・トリノの間には約50年もの歳月が流れている・・・丁度そのころからある意味で私たち(戦後世代)はマインドコントロールされてきたのであるが・・・されど、このシンプルな映画に大いに感動するのはその成果。


ローハイド 主題歌


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土曜日, 5月 09, 2009

マインドコントロール (5)

この世でマインドコントロールのテクニックを最も有効に活用したのはキリスト(教)であろう。その方法は前回述べた1と2の組み合わせによるものである。シンボルがあり、テキスト(物語)があり、皆が集まれる広くて荘厳な場所があり、歌があり、トレーニングされた牧師がおり、伝道師がおり、数々の儀式があり・・。ほぼ完璧なマインドコントロールシステムを創り上げたのである。その点においてキリストはマインドコントロールの神様であると同時にマインドコントロールマーケティングの祖でもある。「信じるものは救われる」とマインドコントロールされ癒されている限り善であり永遠である。

マーケティングはマインドコントロールのテクニックを利用して顧客を掴む方法であるといえる。「心を動かし自発的に行動させる」ためにあの手、この手を繰り出し潜在顧客のマインドをコントロールするのである。善か悪かは使う側次第である。が残念ながらこの世の中は悪の方がはるかに蔓延りやすい。

やらないと商売が成り立たないがやり過ぎもよくない。人の心は騙されやすいようにできている、注意すべきことは私たちが自ら悪の操るマインドコントロールのテクニックに騙されないようにすることだ。CMに有名な女優が使われているからと言ってその化粧品がすばらしいということを意味するものではない。医者が登場し薦めたからといってそのサプリメントの効能が保障されたわけではない。買う私たちが彼らの出演料を払うという仕組に嵌り込んでいるだけのことである。「そんなことは言われなくてもわかっている」と言う人に限って既にマインドコントロールされているもの。

先日クリントイーストウッドの「グラン・トリノ」を見た。決して仰々しいストーリーがあるわけでもなく安作りのシンプルな映画ではあるが・・・それでも十分に感動した。映画はそもそも作られたストーリ。それをわかっていても感動させられ涙が出てくるのである。クリントイーストウッドといえば子供のころから見ているが・・・もしかするとこれが彼の最後の映画になるかもしれない。そう思うから余計に感動したのかもしれない。

すばらしい映画といえば「ショーシャンクの空に」をサイトにアップした。見ていない人は是非ご覧ください。原作者のステファン・キングはシャイニング,グリーンマイル、最近ではミスト等 数々の映画作品があるがキング自身も心が相当病んでいたようだ。昨日のニュースで部屋で倒れていたところをまるで映画のシーンのように発見されたとか。ひどいアル・ドラ中であったらしい。鼻が何の吸いすぎで・・・

⇒ ショーシャンクの空に

土曜日, 5月 02, 2009

マインドコントロール (4)

マインドコントロールの3つの方法は飽くまで心理学からの視点であって使う側はあらゆる方法を組み合わせて使う。しかし、マインドコントロール=悪行為とは必ずしも言い切れない。教育の分野ではマインドコントロールのテクニックが有効に活用されている。されなければいけないと言った方がいいかもしれない。善悪はその方法で決まるのではなく使う側にいる人(組織)で決まる。

例えば、マリファナを禁止するためには「マリファナに手を出すと止められなくなる」、「身体を壊す」等々やや誇大な情報を提供することによって手を出さないように教育しなければならない。麻薬を密売する人には厳しい罰を与えることでできるだけ流通しないようににしなければいけない。「マリファナ」はこわいものだとマインドコントロールすることで犯罪を防ごうとするからだ。教育する上で上手にマインドコントロールテクニックを使うのは決して悪いことではない。

日々受け取る新聞やマスコミから提供される情報もマインドコントロール目的のものも少なくない。というかマインドコントロールなしには国があるいは経済、あるいは商売は成り立たないのだ。教育目的、政治的プロパガンダ、マーケテインング・・・私たちはマインドコントロールの洪水の中で暮らしている。そして私たちは個人差こそあれ既にマインドコントロールされているのである。

漢字能力検定協会というといかにも善玉に思えるのは私たちが日ごろからマインドコントロールされているからだ。「漢字ぐらいは正しく読み書きできなきゃ恥ずかしい」「検定に通れば就職に有利だ」・・・と国、学校、マスコミが挙ってマインドコントロールする中で協会を運営するトップはそれをいい事に私服を肥やしていたのだ。協会と名前がつく組織は何故か善玉のような気がするのもマインドコントロールの成果だ。この類のものは他にもたくさんある。財・社団、NPO・NGO、基金等 こうした組織は何も疑うことなく世の為人の為にいいことをしていると思ってしまう。もちろん、そうであってほしい。

コピーはなくてはならないマーケティングツールだ。その目的はマインドコントロールである。ほんの短いコピーでも人を簡単に誘導できてしまう。パンフレットに「2ヶ月で10kg減量!」と書いて「使用前」「使用後」の写真を載せれば気になる人は「さあ買おう」と言う気にもなる。こうしてどれだけ今まで無駄遣いしてきたことか。

受ける側の結論は人間の心はこういうもの(騙されやすい)ということをよく知っておくことである。そう知った上で騙されないように判断力を磨くことである。心の機能を知り機能アップさせることだ。良い人ほど騙されやすい、正直者ほどだまされやすいという世の中を作ってはいけない。そうしないための選挙であって悪人を政治家に選んでいては世の中は確実に悪くなる。

Impossible dream 

http://www.youtube.com/watch?v=VwRCBHhyrAA

木曜日, 4月 30, 2009

マインドコントロール (3)

前回 資生堂のCMを例にマインドコントロールされてはいけないとの主旨のことを書いたがマインドコントロール=悪では必ずしもない。マインドコントロールは飽くまで心理テクニックである。今回はそのテクニックについて説明して「あーなるほど」という程度のレベルで誤解しないようにしよう。

マインドコントロールのテクニックは大別して3つある。心理学的にみればという3つというだけのことで使う側にとっては組合せによってより色々、効果的に使うことができる。

第1の方法は情報提供である。例えばプロパガンといえばわかりやすい。正しい、正しくないは別にしてやや刺激的な情報、あるいは知識を提供することでそう扇動するあるいは鼓舞する。使う側によって、何がしたいかによってテクニックにバリエーションはある。例えば、北朝鮮のロケット打ち上げも政治的プロパガンダだ。

第2の方法は多くの人がマインドコントロールと思っている方法でありそのベースはパブロフの犬である。簡単に言えば何か刺激を与えて行動を起こさせるように仕向ける方法である。前々回に紹介したカルト勧誘のビデオがその典型であろう。繰り返すことで心の中に入り込み信じ込ませてしまうのである。洗脳する(ブレインウォッシュ)のである。今まで信じていることを洗い流して新しいものに置き換えるためのテクニックともいえる。

第3のやり方が生物学的あるいは医学的なテクニックである。薬を使ったり電気療法などもある。これもいい方法ではないというか、医学の分野ではこれが優先されている。ストレスが溜まるといって病院にいくと医者は簡単に薬を出す。なかなか治らなくなるのである。精神科医のことを書いた本などを読むと恐ろしい。個人的に思い出すのは映画「カッコーの巣の上で」だ。精神病院で悪さをするジャックニコルソンに最後は電気治療で・・・

「カッコーの巣の上」での感動的ラストシーンを見てみよう。

日曜日, 4月 12, 2009

マインドコントロール (2)

人の心は容易くだますことができる。前回のカルト勧誘ビデオを見てもわかるように何度も同じことを言われ続けると心の中にそれが入り込み行動までコントロールされるようになる。

マーケティング・セールスのテクニックもカルト勧誘とそんなには違わない。いくつかのマーケテイングテクニックは人の心の弱みに付け入り容赦なく商品を購買させるように仕向ける。例えば、資生堂の広告。キレイな髪を持つ女優さんを使ってCMを何度もタレ流す。そして心の中にキレイな髪と資生堂の商品を同時に埋め込むのである。

マツモトキヨシに行く⇒その商品を衝動的に購買する。かくしてTVの膨大なコストも消費者が払うことになるのである。殆ど同じ内容(商品)であっても安い商品よりも高い商品を買い使用した方が満足感も高くなるのである。資性堂が悪い会社だとはいわないが心は簡単にコントロールされるようになっている。

オレオレ詐欺も似たようもので人の心理をついた巧妙な詐欺の手口である。「息子が交通事故だ、急いで振り込んで!」と電話口でいわれれば」疑うことなくお金を払いこんでしまう。
頭(論理)より感情(心)の方がはるかに伝達速度が速い。頭で論理的に考えるより先に心が素早く反応し行動を起こす。

こうした心のメカニズムをよく知っておくことだ。心はコントロールされやすい、騙されやすいということを。国もしばしば国民をコントロールする。政治家の役割は国民を上手にマインドコントロールすることかもしれない。

心のメカニズムを知らないと騙されたりストレスを溜めたりと・・・・・

仲間由起恵の美しい髪にひかれて・・本当にそれほど効果があるのか、それにしてもよくこれだけ次から次へと新しいバージョンのCMを作るものですね。

水曜日, 3月 18, 2009

マインドコントロール (1)

人の心はだまされやすい。心は本モノと偽モノの区別がつけられない。何度も同じことを聞かされたり見せられたりすると信じ込むことになる。

マインドコントロールといえばオウム事件を思う出す人も多いと思う。このビデオに見る様なテクニックで人の心を騙すのである。こうした注意を喚起するビデオを日本でも作製し教育現場でもっと見せるようにすれば事件は防げたかもしれない。今からでも遅くはない。カルトだけではなくこの類のものには注意が必要だ。

マーケテインングもこうした人の心のメカニズムを利用して商品やサービス売り込むテクニックを使う。マーケテインングが間違っているとはいわないが程度問題だ。行き過ぎたマーケテインングテクニックは犯罪になる。私達も自分の心メカニズムをよく知っておくことが大切だ。

カルトはこんな風なアプローチで迫ってくる・・・・騙されたらあかん!



自分で心をいい方に活用することができればすばらしい人生を送ることができる。

木曜日, 2月 26, 2009

ワシの生態:変革

ワシが自分の嘴と爪を再生し羽を繕うことで寿命を長らえるように私達人間も過去の栄光や信念・邪念をクリヤーにすることで新しい生き方ができる。以下のビデオは変わる、そして生き残るためには大きな決断が必要ということを教えてくれている。

ビデオで語られているワシの生態は本当の話ではない。あくまで物語である。ワシの寿命は30年程度、嘴を割って再生することはできない。が、インディアンの言い伝えか本当のようで説得力がある。ためになる話でもある。白頭鷲がアメリカのシンボル(国鳥)に使われているのはインディアンがこの鷲を聖なる生き物としているからだろう。