国別自殺者を比較すると上位には旧ソ連圏の国が占める。日本は9位にランクされている。因みに米国は11人、英国は7人 中国は13人である。先進国の中では日本と韓国の自殺率の高さが目立っている。
(人数/10万人当たり)
1.リトアニア 40
2.ベラルーシ 35
3.ロシア 34
4.カザフスタン29
5.ハンガリー 27
6.ガイアナ 27
7.スロベニア725
8.ラトビア 24
9.日本 24
10.ウクライナ23
11. 韓国 23
日本の自殺率が高い10の理由
(人間内面系)
・依存型・生真面目な人間が多い → そう育てられ教育されている
・知識中心教育で本当に大事なことを教えられていない
・自殺美学あるいは武士道 三島由紀夫の考え方→ビデオ参照
・困ったことを人に相談できない性→特に男子 恥の文化
・大きな失敗に対する認知された責任の取り方→死んで・・・
(社会システム系)
・選択肢の少ない固定化された社会システム
(政官業(大企業)が牛耳るゼネコン型社会システム)
・いじめ好き文化:いじめが楽しみ? 同質社会形成
・組織防衛の手段として他者(個人)に責任を押しつけたがる
・宗教観が希薄・・尤もらしいが 宗教観?
・人間関係がストレスの原因になりやすい社会
・その社会システムを根本原因とする長期的な経済低迷
思いつきで並べただけなのでダブりもあるがこれらの固有要因と個人要因が複合的にストレス(刺激)となり自殺率を高めている。ストレスを溜めやすい人間が多いところにストレス源の多い社会を形成しているから自殺率は自ずと高くなる。日本人と韓国人はストレスを溜めやすい共通のメンタリティを持っているかもしれない。これ以上の突っ込みは言い出せば限のないところで学者や評論家にお任せしないといけない。
中川さんのケース(自殺に近い)は自ら犯した大失敗により非難が集中したことに加え選挙での落選が相当の重圧になって悩んでいたと推測できる。彼の酒はストレス解消のための逃避的対処である。が、政治家だから隠された理由が他にないともいえない。
三島由紀夫は憂国の士として国を将来を憂い自殺と言う行為を選択した。当時事件としてのインパクトはあったが社会的なインパクトは意外になかった。三島と同じ要因で自殺するような人は今の日本では少ないだろうから武士道は日本の固有要因とは既にいえないかもしれない。見方を変えれば日本社会がより疲弊してきている証拠でもある。
三島由紀夫インタビュー
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