火曜日, 10月 13, 2009

アメリカではダーウィンが見られない

アメリカでダーウィンを描いた映画「クリエーション」が封切りできないらしい。配給会社が進化論への批判が強いことから拒否しているという。平均的な日本人なら「そんなあほなこと本当にあるのか?」という感じである。本当に宗教上の理由だけでこの映画がアメリカで国内上映できないとしたら・・・哀れアメリカが世界のリーダにふさわしい国といえるだろうか。

ダーウィンの進化論そのものを信じるかどうかは人それぞれである。が「人間は神が創造した」と未だにそう信じているアメリカ人が多いというのは驚きであると同時にちょっと厄介である。どちらの仮説も検証するのは難しい。が難しさの次元は異なる、そもそも両者を並べて論じることに無理がある。

宗教科学と言う学問はあってもそれは科学という言葉を使っているだけで科学ではないことはだれでもわかっている。そもそも科学的でないものを科学のように扱うこと(仮説を検証しようとすること)自体がナンセンスだ。キリスト教が偉大な宗教でありいかに多くの人がそれを認めたとしても・・・数の論理は何の補強にもならない。(日本人でももちろんそれが正しいと信じている人もたくさんいると思うが・・)

アメリカ人は子供の頃からそう教育され育ってきている。神が人間を創ったと、そしてダーウィンの進化論はスルーもしくはでたらめと教えているのだ。マインドコンントロールするのは簡単なことである。とにかくアメリカはイラクやイランと同様・同程度の宗教国家なのである。アメリカが宗教国家であることが厄介なのである。宗教の良悪しを議論することが難しいことが問題だから、しかし、・・・

この映画のどこに問題があるというのだろう??? そう思うのがノーマルだ、私たちがマインドコントロールされていない証拠である。


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