日曜日, 12月 27, 2009

Sunset American Conservatives

アメリカの保守主義層の人々の基本的考え方は: 
 ・キリスト教中心,伝統的なモラルと独自価値観
  わしらの金と国を守るんや
  パイオニア精神+民主主義+資本主義+アンチ共産
 ・共和党・小さな政府・低税率、戦争好き(強力な軍隊)
  アメリカは特別、わしらは強い、わしらが世界の番人や
 ・権力主義・秘密主義・階層社会形成
  わしらさえよければなんでもええやないか・・・
  おもて面とうら面はちがうんや
 ・温暖化?はあ 資源の危機? はあ
  わしらの地球や、テロとの戦いは方便や
  資源は迂闊には渡せん わしらのもんや 

キリスト教右派もモルモンも共和党支持、しかし、この宣教師はモルモンをサタン扱い、フォックスニュース(共和党系)のニュースアンカーのオーライリーは共和党大統領候補ミットロムニー(モルモン)を評価しサポートするも無神教は受けつけない。宗教が絡むと当たり前だが論理性を欠いた議論に、偽善と強欲、利己・戦争好きのままの保守主義の存続は難しくなってきているように見える、ブッシュ政権で正体はより露になり・・いづれ終焉を迎えることになるだろう。偽善、見え透いたウソではもはや国民は欺けない、宗教ベースの価値観では自国も世界もまとめられない時代だ、アメリカ中心主義は限界に来ている。


 

金曜日, 12月 25, 2009

Tiger woods as a God

タイガーウッズの自ら招いた自動車事故からスタートした一連のスキャンダルに対するアメリカ国民やマスコミの反応は厳しく彼への支持率(好感度)は大きく低下した、ウッズに抱くクリーンなイメージが失墜したことでウッズの経済価値は相当下落したようだ。

がそんなに悪いことをしたわけではない。不貞行為かもしれないが基本は遊びまたはストレス解消の類であってゴルフでの好成績はこれがあったからこそともいえなくはない、芸人なら‘芸の肥やし’。スポーツ選手の場合はパフォーマンスが出ないとストレスが溜まるもの。自分に合った上手なストレス解消法を見つけなければ一流とはいえない。

そもそも一夫一妻制度はキリスト教の価値観・規範。それに従わなければそれは罪(宗教上の)ということになるがイスラムでは一夫多妻制の国もたくさんあるしアフリカのように自由な国もある。日本だってかつては将軍家や天皇家のように側室制度があり・・少し前なら妾をもっている人はたくさんいた。(今もいないではないだろう)。最近では鴻池議員が国会開催中に欠席して熱海で不倫をしていたというニュースもあった。

アメリカの場合、宗教国家といっても大統領が率先してホワイトハウスに若い女性を連れ込みどうどうとする国である。大統領に習い今年もニュースでは10人程度の政治家の不倫が暴露されたが実際はすごい数の連中(政治家)が不倫をしていると推定される(見つかるのは運のない人だから)。彼らのスキャンダルはスキャンダルだけでは済まされない面がある。しかし、タイガーのケースは飽くまで遊びの域を出ずプライベートの問題であってタイガーが解決する問題で他人が介入したり文句をつける筋合いのものではない。タイガーとの関係を暴露することに大きな経済価値がある、からマスコミが介入し、その取引金額が大きいことが暴露スピードをより加速させる。

まだこれからタイガー絡みの問題は出てくるかも知れない。がタイガーは永遠に神だ、ゴルフの神だから何をやってもいいじゃないか、概して宗教団体の教祖はそれを楽しみにしている輩が多い。

This is it. Susan Boyle&Paul Potts

二人は共にイギリスのテレビのコンテスト番組 「Britain's Got Talent」に出演、美しい歌声で審査員と観客を魅了、大いに驚かせた。その後共に歌手としてデビューした。二人に共通することは大好きな歌をあきらめなかったこと・・ スーザンボイルは紅白歌合戦にも出演することが決まった。止めることは簡単、続ける方が難しいかもしれないが、続ければいいことが待っている。成功とはそんなものかもしれない。




火曜日, 12月 22, 2009

自分のココロは自分でコントロールせよ!

宗教が一体人間生活に必要不可欠なものなのかはわからないが少なくとも世界的な宗教離れは確実に進行しています。とはいっても超大国アメリカで「クリエーション VS エボリューション」の議論が未だに行われ、ダーウェインの映画が国内放映できないという事実は誠に時代錯誤、おかしな話ではありませんか。キリスト教に洗脳されていない多数の日本人からすれば相当違和感があると思います。子供達にパチ・ストーリーを教えるよりダーウェインの映画を見たほうがよっぽど意味あることと思うのですが彼らからすればそうではないのでしょう。倫理観や道徳を教えてはいけないといっているのではありません。それらは宗教を通さなくても教えられることです。

宗教離れが進んだとしても「宗教の自由」とうたう限りはビジネスあるいは圧力としての宗教は不滅です。主催側にすれば税制含めた魅力があるし各団体は人を信じさせるだけのテクニック・ノウハウを持っています。マインドコントロール力は宗教の存続要因です。キリスト・エホバ・モルモン・サイエントロジー・・・・人は信じやすい、別の言い方をすればココロは不安を感じやすい故に信じやすく、そして騙されやすいのです。そこをついたビジネスが宗教です。「自分のココロは他者にコントロールされるより自分でコントロールせよ」ということを結論にしたい・・されどココロにはコントロールされるという機能が元々備わっているのかもしれません。

では、われわれ平均的な日本人はだれに、いつ、どうマインドコントロールされているのでしょうか?親から、国から、学校で 宗教から あるいは会社で、新聞やテレビ等のメディア・・・



 生きる理由を知るものは殆どどんな状況にも耐えられる --- ニーチェ
 He who has a why to live can bear almost any how.

日曜日, 12月 13, 2009

何故、トム・クルーズに騙されるのか?

人のココロは騙されやすい、信じやすいようにできているのです。特に子供ほど、純粋な人ほど、病気(気の弱い)の時ほど信じやすくなるようにできているのです。だから宗教が成立するのです。科学的な根拠があろうとなかろうと神を信じなさいご利益があるといわれれば信じるようにできているのです。不思議なことは何もない、信じさせるための方法や小道具があればいいのです。

映画俳優のトム・クルーズはサイエントロジーという宗教の信者です。サイエントロジーはアメリカ人のロン・ハバートによって創られた宗教というか方法です。キリスト教とは全く関係がない、神を信じることで救われるというのではなく自分自身を高める(メンタルに・スピリチュアルに)ことで自らを救うという方法を示しているのです。トム・クルーズが以前来日した時に小泉首相と会いサイエントロジーの本を渡していました。小泉首相はおそらく何の本を貰ったかかもわからず例の調子でニコニコしながら握手その本を受け取っていた様子がテレビ放映されていました。トムクルーズの意図はあったのでしょう。

サイエントロジーには他にプレスリーの娘のリサ、ジャズピアニストのチッコリア、俳優のジョントラボルタらがいます。著名スターは人を信じ込ませる為のマーケティングツールです。ファッションブランドと同じでセレブと称される人々が入信していれば広く認知され売れるようになり信者は増加するのです。原価500円のネクタイでもブランドロゴが入りタイガーウッズが着用していれば5万円で売っても皆が買いたくなるのです。価値があると思い込む、そう勘違いするからです。

簡単に騙されるのはその方が安全あるいは安心、確率的にそうだということを遺伝子レベルで理解するからです。単純なメカニズムです。ある宗教に病気の時に勧誘され入信するのは入信により救われる確率が高いと計算するからです。大好きなトム・クルーズはその気を増幅させるのです。とはいってもサイエントロジーがアメリカで必ずしも成功しているとはいえません。むしろ、様々な問題(訴訟問題含め)を抱えているのです。宗教としての必要成功要件の何かが欠けているかもしれません。

火曜日, 12月 01, 2009

モルモン教の秘密

前回はエホバにふれたので今回はモルモン教についてふれておこう。何故、宗教にふれているのかといえば人間のココロのメカニズムを理解するためにである。個別の宗教を批判することが目的ではない、著名人の名前はあげても飽くまでわかりやすくというだけのことでだれがどの宗教に入っているかを問うことが目的でもない。

モルモン教はアメリカで創られたキリスト教系の新宗教である。正しくはChurch of Jesus Christ of Latter-day Saints、 アメリカではLDS(略称)と呼ばれている。日本では末日聖徒イエス・キリスト教会と訳されている。(この訳は正しいのかもしれないがちょっと違和感がある。何故、こう訳したのか聞いてみたい。)日本でも熱心な布教活動が行われている。街中に布教している若いアメリカ人を見かけることは度々ある。東京・福岡を始め全国に布教支部はあるようだ。しかし、家に訪問されたことは未だ一度もない。日本ではケント・ギルバートやケント・デリカットが信者としてよく知られている。最近はテレビではあまりみかけなくなった。

創始者はジョセフ・スミス・ジュニア(1805-1844)である。この人が神の啓示によりニューヨークの近くの丘に導かれ大きな木のそばにある石の下深くから取り出した金だか銅だかの板に書いてある楔形文字を訳した、それがモルモン経であり聖書の副読本のようになっている。その金だか銅の板はどこへ? 内容は省略するが荒唐無稽・出鱈目な話であっても西武開拓時代にはもしかすると説得力があったのかもしれない。その後もアメリカで活発に布教、信者数を増やし今では新宗教の中では一番大きいのではないかと思う。

本部はユタ州ソルトレークにある、きっと西へ西へと迫害されこの地に落ち着いたに違いない。ずっと一夫多妻制を奨励していた。信者の人数を増やしたいがための戦略・手段であろう、数を増やさないことには布教もままならない。それ以外にも酒やタバコ、コーヒー・マリファナは禁止、男性は髪の毛は短くといった生活規範もいろいろ定めている。最近では同性愛結婚を容認する世の動きを強く非難している。信者は共和党支持でありユタ州は共和党の強い支持基盤になっている。2008年の共和党大統領候補の一人ミット・ロメニ-(マサチューセッツ州知事)は信者である(TVビデオでも指摘されている)。次の大統領選でも出馬するのではと見られている。(ビジネスマンなら知っている比較的著名なアメリカ人がもう一人います)

街で布教活動をしている若いアメリカ人の二人組をよく見かけるが彼ら(学生)には1年間の布教活動が義務づけられている。おそらく彼らも子供の頃からマインドコントロールされているのであろう。総じて真面目でありロッンローラ風はまったくいないのである、皆一様に親切そうでかつ真面目そうに見える。確かにケント・ギルバートのように髪は短く見た感じすごくさわやかそうなのだ。オズモンズ・ブラザーズが敬虔なモルモン教徒といえば理解しやすいが彼らを知る人も既に少ないかもしれない。

創立時のいきさつやその教義が如何に出鱈目・インチキであってもここまで組織として大きくなれたという事実がある。その秘密は何か? それは・・・・・・・

下記のビデオは教会の内部を紹介している。キリスト教の一般の教会と比べるとその違いは明らかだがどこがどう違うかは映像だけではちょっと指摘できない。



日曜日, 11月 29, 2009

2012年12月21日

映画のタイトル「2012」 マヤ暦が2012年12月21日で終わっていることから人類最期の日、何か起こるのでは・・・世界に認知されているその年「2012」をタイトルに映画を作り・・・、そういえば昔「ノストラダムスの大予言」という日本映画もあった。

終末論は宗教の定番である。各宗教で意味合いは多少異なるも「終りが来る」と予言し不安を煽れば人はだれでも神に縋りたくなる。科学が発達したといってもココロのメカニズムはそんなには変わらない。だから宗教が存在し続ける。存在の手段がマインドコントロールであり不安や脅しは効果的な手段だ。

丁度今「エホバの証人」が勧誘にやってきた。普通のおばさんが二人、勧誘の説明を聞くと長くなりそうなので小冊子だけ受け取り丁重にお断りした。エホバは1880年ごろアメリカ人チャールズラッセルが設立したキリスト派生の異端である。日本ではものみの塔として知られているが聖書とは異なる新世界訳聖書を使用している。以前、エホバの患者が輸血拒否で物議をかもした記憶もある。このエホバもハルマゲドン(終末)を好んで使っていたようだ。

その宗教がインチキかどうかを問うことにはあまり意味はない。リチャード・ドーキンス曰く神は科学的に存在しない。神が存在するかしないかに関わらずすべての宗教(一神教と限定はせず)は創られたビジネス(広い意味での)である。教会も聖書もすべて人々をマインドコントロールする為の設備であり手段である。インチキであっても長続きできるのはそこに練り上げられたマインドコントロールノウハウがあるからである。

マヤ暦・アステカ暦についてはこのビデオが参考になる。⇒⇒⇒ビデオ

映画「2012」、映像迫力はあるもののストーリーはいつものパターン・・・・

土曜日, 11月 14, 2009

民主 小沢幹事長 一神教を斬る

****11月10日23時33分配信 読売新聞****
民主党の小沢幹事長は10日、和歌山県高野町の高野山・金剛峯寺を訪ね、102の宗教団体が加盟する「全日本仏教会」会長の松長有慶・高野山真言宗管長と会談した。

小沢氏は会談後、記者団に、会談でのやりとりについて、「キリスト教もイスラム教も排他的だ。排他的なキリスト教を背景とした文明は、欧米社会の行き詰まっている姿そのものだ。その点、仏教はあらゆるものを受け入れ、みんな仏になれるという度量の大きい宗教だ」などと述べたことを明らかにした。小沢氏は記者団に、「キリスト教文明は非常に排他的で、独善的な宗教だと私は思っている」とも語った。
**********

小沢さんの発言は多分に幹事長としての政治的セールストークであろうが発言は強ち間違ってはない。キリスト教信者の中にはこの発言にクレームをつけたい人もいるだろう。しかし、今起こっている戦争や紛争は殆どが宗教ガ絡んでいる。民族紛争も根っこには宗教的な利害がある。世界平和という視点では核廃絶よりも宗教撤廃(宗教棄却または政治からの排除)の方がはるかに容易且効果的ではないだろうか。(やり方・プロセス次第であるが)

そもそも子供時代に普通に科学を学び宗教的教育(マインドコントロール)がなければ進化論 vs 創造論なんて議論は起こらない、イスラム VS キリストという忌まわしい対立構造も生まれてこないはずだ。お互いのリーダーと国民がマインドコントロールから解き放たれない限りそこに和平は訪れない。

争いごとへの投下資本からは得られるものは少ない。イラン・アフガンでの死者数は既に広島・長崎の死者数を越えているともいわれている。宗教的マインドコントロール(排除志向)がなければここまではできないはずだ。もし、小沢さんが選挙目当てでないこのメッセージを自信と勇気を持って世界に発信すれば日本の存在価値をそれなりに高めることはできるはずだ。この発言の後にキリスト教に対し政治的謝罪でもすれば「やっぱりか」ということになるが・・・

日曜日, 11月 01, 2009

神は妄想である
一神教 vs 現人神

生物学者であるリチャード・ドーキンスは神の存在を完全に否定したというか、利己的な遺伝子の視点から進化論をよりわかりやすく説明し宗教、とりわけ一神教は社会にとって有害と結論づけているのだ。心の安らぎや道徳感についても宗教の役割を全否定しているわけではないがその貢献度には疑問をなげかけている。

信じる側は宗教を常に善や愛や道徳と結びつけ神を信じないことが不道徳・悪と決めつけることによって立場を正当化したがる傾向がある。彼らは決まって無神教の人々に対しスターリンやヒトラー・毛沢東を引き合い出し残虐や不道徳と決めつける。宗教はそもそも自己防御するに長けた道具なのかもしれない。

私たちの多くは正月には神社に参り葬式では坊さんの世話になるという習慣があり神道と仏教を上手に使い分けている。そこに何の矛盾も感じていない。彼らは取り立てて信仰心を強要することもなく儀式を執り行うビジネスとして既に割り切っている。そうであるから私たちは宗教を有害視していない。一神教を有害とするドーキンスとの違いはそこにあるというか多神教が特殊かもしれない。(主語である【私たち】の母集団を定義づけはしていないがしいて言えば平均的な・常識的な多神教の民)

だが、一神教(3大宗教)はいずれも使命感が強く排他的、それが戦いの根源になっているのは明白である。一神教は人々を強くマインドコントロールし自分達を守る為に最後まで戦うことを強いるのである。彼らにとっての戦いはいつも聖戦(ジハード)であり戦死は殉教だ。イスラム側だけではなくキリスト側もその点で変わりはない。だから、戦争は終わらない。戦争が好きというよりも生活に組み込まれれているに近い。

然るに日本人も前の戦争では天皇を現人神と祭り上げ戦った経験を持つ。学校では「日本ヨイ国、キヨイ国。世界ニ一ツノ神ノ国」「日本ヨイ国、強イ国。世界ニカガヤクエライ国」と教えられていたのだ。敗戦によって強制的にそのマインドコントロールが解かれたのである。今や天皇を現人神と祭る人はだれもいまい。もし、急に今日から「天皇は現人神」と定められたら「マー君 神の子」どころではなく戸惑う。個人的に天皇の暖かいお人柄に尊敬の念はいだいているにしてもご外見からして神には見えない。愛国主義と宗教は別?いや・・・・

土曜日, 10月 24, 2009

神は妄想である 
リチャード・ドーキンス vs ビル・オーライリー

リチャード・ドーキンスは生物学者であり無神論者である。彼の書「神は妄想である」(2007)は日本でもかなり読まれていると思うが 専門分野は利己的遺伝子論である。「利己的な遺伝子」(1991)等 「神は妄想・・」はベースに生物学があることでおもしろさが倍加している。 両本共少し分厚いが読みやすく、読むに値する本である。

私の著作物「マインドマップ超仕事術」を読み その上でドーキンスの2冊の本を読みながらマインドマップ化することをお勧めしたい。

ドーキンスは神の存在を否定している、つまりインテリジェントデザイン(創造論)を批判しているのである。大槻教授が超常現象を否定するのと似てはいるがその意味合いは異なる。お茶の間で大槻教授と矢追さん達とのバトルを見て楽しめるという類のものではない、もっと役立ちもっと楽しめる。

平均的な日本人であれば創造論に馴染みはないし神の存在をまともに信じている人は少ないと思う。キリスト教の信者が少ないから当前のことである。しかし、アメリカでは子供の時から学校でそう教育されているのである。未だにそう教育されマインドコントロールされているのである。社会に宗教が深く根ざしているだけに端からそこをバカにしたり批判することができない社会になっている。何よりダーウィンの映画が上映できないことがそれを証明している。

宗教とくに一神教は信者をマインドコントロールしないと成立しない。マインドコントロールの中心概念を科学に否定されては困るから彼らは科学的に神の存在を証明しようとするのである。それが「創造論}である。「神は存在する」はそもそもが科学的な仮説とはいえない、がそれでもアメリカでは「存在するか・しないか」が真面目に議論されているのである。

アメリカの宗教的な背景や事情はわれわれにとってはどうでもいいようなこと見えるが無視してはリスクである。ブッシュのいう「テロとの戦い」に簡単に乗っかってはいけない、宗教戦争(殆どそれに近い)に同盟国だからといって盲目的に追従し巻き込まれてはいけない。「テロとの戦い」は彼らの利益(方便)であっても日本の益に繋がることはない。マスコミが使う自爆テロという翻訳語も適切とは言えまい、自ら進んでマインドコントロールされているようなものである。もう少し常識とインテリジェンスを働かせて欲しい。

ビデオはドーキンスとFOXニュースのスターアンカー ビル・オライリーとの「神の存在」についての討論である。FOXニュースはルパード・マードックが保有するケーブルニュース、視聴率では既にCNNを抜いている。ニュース番組というよりニュースエンターテインメント番組に近いかもしれない。(共和党より)

オバマさんのノーベル賞よりドーキンスの膨大なワークの方が余程評価されてしかるべきだと思うがそうはならない・・・・・が、ここに世界平和への大きなテコが隠されていることは間違いがない。



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火曜日, 10月 20, 2009

人間の心は騙されやすい

このビデオ(車のCM)を見てください。
車が大きな木に隠れた後に  注意して見てください。

おそらく80%以上の人は同じような反応を示すでしょう。
ビデオであるにもかかわらずこうして・・・・・ものなのです。

判断力を欠いた心の反応です。瞬時に本物か偽物かは判断できないのです。リスク管理機能が瞬時に正常に働いた証拠ともいえます。

別の視点では人間は騙されやすいということでもあります。
個人差はあると思いますがストレスを強く感じた人もいるでしょう。
でも もう一度見ると異なった反応になるはずです。

犬や猫はこのビデオを見て果たして同じような反応をするでしょうか?


月曜日, 10月 19, 2009

アメリカが戦争を止められない10の事情

War...what is it good for? absolutely nothing

It is good for the USA. There are many reasons not to stop wars.

1.戦争好きで しかも得意だから → evolution
2.世界で一番強いことを誇示したいから:世界の警察官
3.国家維持のため 武器生産国として → business
4.政権維持のため 経済的理由として
5.次の戦争の準備のため → system reason 
6.武器過剰在庫を削減するめ  
7、アメリカが宗教国家であるため → 使命感
8.戦争によって国を一つにできると信じているから → United
9.勝者としての成功体験があるから
10.他国間の交渉を優位にすすめたいから 




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土曜日, 10月 17, 2009

アメリカは戦争好き

アメリカの厄介さはダーウィン嫌いの神好き、戦争好きなところである。ソ連崩壊後 紛争はなんだかんだ言ってもイスラム教国 vs キリスト・ユダヤ教国の図式の中で行われているのだ。神好きだから戦争好きに、一神教は排他的お互い相容れない、イスラム側は聖戦といいブッシュも一時「十字軍」という言葉さえ持ち出していたのだ。両側の多数が一神教宗教にマインドコントロールされ権力エゴから宗教ロジックで自らを正当化する限りは戦争を終えることは難しい。

ブッシュは「テロとの戦い」「悪の枢軸」等と戦争を正当化し他国を仲間に引き込み日本もその気にさせられているが日本が宗教戦争の認識なしに米国に盲目的に追従するのは極め危険だ。同盟国だからという理由だけで追従しては国家としての威厳を喪失することにも繋がる。イスラム諸国が日本に対し悪感情を持ったとしても不自然ではない。

既にヨーロッパ諸国では宗教離れが加速している、というか多くの良識のある人々が宗教の馬鹿馬鹿しさに気づいているのである。宗教が平和を齎さないこと、宗教がなくても何の支障もないことに気づき始めているのだ。多神教から一神教へ一神教から無神への進化はある意味で自然現象だ。しかし、アメリカではその進化が起こらない、ダーウィンの映画さえ未だに配給できない大きな島国なのである。 

オバマ大統領が核廃絶をいうなら同時に宗教撤廃(ある範囲での)をセットにしないと効果はうすい。就任演説でそれに近いことは言っていたように思う。その意味で本当にアメリカを進化させることができればノーベル賞ものである。


ジョージカーリン We like war

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火曜日, 10月 13, 2009

アメリカではダーウィンが見られない

アメリカでダーウィンを描いた映画「クリエーション」が封切りできないらしい。配給会社が進化論への批判が強いことから拒否しているという。平均的な日本人なら「そんなあほなこと本当にあるのか?」という感じである。本当に宗教上の理由だけでこの映画がアメリカで国内上映できないとしたら・・・哀れアメリカが世界のリーダにふさわしい国といえるだろうか。

ダーウィンの進化論そのものを信じるかどうかは人それぞれである。が「人間は神が創造した」と未だにそう信じているアメリカ人が多いというのは驚きであると同時にちょっと厄介である。どちらの仮説も検証するのは難しい。が難しさの次元は異なる、そもそも両者を並べて論じることに無理がある。

宗教科学と言う学問はあってもそれは科学という言葉を使っているだけで科学ではないことはだれでもわかっている。そもそも科学的でないものを科学のように扱うこと(仮説を検証しようとすること)自体がナンセンスだ。キリスト教が偉大な宗教でありいかに多くの人がそれを認めたとしても・・・数の論理は何の補強にもならない。(日本人でももちろんそれが正しいと信じている人もたくさんいると思うが・・)

アメリカ人は子供の頃からそう教育され育ってきている。神が人間を創ったと、そしてダーウィンの進化論はスルーもしくはでたらめと教えているのだ。マインドコンントロールするのは簡単なことである。とにかくアメリカはイラクやイランと同様・同程度の宗教国家なのである。アメリカが宗教国家であることが厄介なのである。宗教の良悪しを議論することが難しいことが問題だから、しかし、・・・

この映画のどこに問題があるというのだろう??? そう思うのがノーマルだ、私たちがマインドコントロールされていない証拠である。


映画プロモーションサイト

ニューヨークタイムズ

テレグラフ


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日曜日, 10月 11, 2009

日本の自殺率が高い10の理由

国別自殺者を比較すると上位には旧ソ連圏の国が占める。日本は9位にランクされている。因みに米国は11人、英国は7人 中国は13人である。先進国の中では日本と韓国の自殺率の高さが目立っている。

(人数/10万人当たり)
1.リトアニア 40
2.ベラルーシ 35
3.ロシア   34
4.カザフスタン29
5.ハンガリー 27 
6.ガイアナ  27
7.スロベニア725
8.ラトビア  24
9.日本    24
10.ウクライナ23
11. 韓国  23

日本の自殺率が高い10の理由
(人間内面系)
・依存型・生真面目な人間が多い → そう育てられ教育されている
・知識中心教育で本当に大事なことを教えられていない
・自殺美学あるいは武士道  三島由紀夫の考え方→ビデオ参照
・困ったことを人に相談できない性→特に男子 恥の文化
・大きな失敗に対する認知された責任の取り方→死んで・・・  
(社会システム系)
・選択肢の少ない固定化された社会システム
 (政官業(大企業)が牛耳るゼネコン型社会システム)
・いじめ好き文化:いじめが楽しみ? 同質社会形成
・組織防衛の手段として他者(個人)に責任を押しつけたがる
・宗教観が希薄・・尤もらしいが 宗教観?
・人間関係がストレスの原因になりやすい社会
・その社会システムを根本原因とする長期的な経済低迷

思いつきで並べただけなのでダブりもあるがこれらの固有要因と個人要因が複合的にストレス(刺激)となり自殺率を高めている。ストレスを溜めやすい人間が多いところにストレス源の多い社会を形成しているから自殺率は自ずと高くなる。日本人と韓国人はストレスを溜めやすい共通のメンタリティを持っているかもしれない。これ以上の突っ込みは言い出せば限のないところで学者や評論家にお任せしないといけない。

中川さんのケース(自殺に近い)は自ら犯した大失敗により非難が集中したことに加え選挙での落選が相当の重圧になって悩んでいたと推測できる。彼の酒はストレス解消のための逃避的対処である。が、政治家だから隠された理由が他にないともいえない。

三島由紀夫は憂国の士として国を将来を憂い自殺と言う行為を選択した。当時事件としてのインパクトはあったが社会的なインパクトは意外になかった。三島と同じ要因で自殺するような人は今の日本では少ないだろうから武士道は日本の固有要因とは既にいえないかもしれない。見方を変えれば日本社会がより疲弊してきている証拠でもある。

三島由紀夫インタビュー 


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月曜日, 10月 05, 2009

政治家が自殺する4つの理由

政治家の自殺には政治家だからという理由(引き金)が必ずある。

1.政治的敗北
  敗北、政治的な活動での敗北、例えば、選挙、五輪誘致等 
  ⇒ 中川父 中川息子(自殺ではないがそれに近い)愛知県知事 
    ノムヒョン
2.政治的事件
  汚職等の事件が明るみに出ることが引き金に       
  ⇒ 新井 松岡 中島 ノムヒョン
3.政治的大失敗・トラブル
  政治的な失敗・汚点になるようなことをやらかした  
  ⇒ 永田 ノムヒョン
4.政治的人間関係(派閥・孤立・対立・板ばさみ等)崩壊
  組織・派閥中での人間関係、恫喝・いじめ等    
  ⇒ 永岡

(注)上記4点は単に記憶の書出しで研究でも識者の引用でもない
   ノムヒョンは韓国大統領 愛知県知事(五輪責任)以外は国会議員

政治家の自殺の特徴は政治的イベントが引き金(ストレッサー)になることが多い。責任をとる、あるいは取らされる的なことが大きなストレッサーとなりその重みに押しつぶされ耐えられず自殺に到るのである。政治家の日常は忙しいようでも裁量度が高くストレスにはならない。政治的なイベント(事件)も避けようと思えば避けることができる。つまり、悪く言えば政治家としての適正(ずるがしこさも含め)を欠いた人が自殺しているのである。

昨日の中川さんの死(自殺ではないようだが、近い・・)は父親がほぼ同年齢で自殺していることから遺伝かとも思われがちだが適性(資質)のない人間が同年齢で同じ引き金(原因)を引いたと理解した方がいい。偶然でも遺伝でもなく自然淘汰現象と解釈できる。弔いの意味では「繊細で心やさしい人だった」と表現すればいいかもしれないが例のインタビュー等も含め(テレビで見る限り)国会議員としてのあるべき品性(デリカシー)を欠いていたように思う。自殺した議員をこうしてリストすると国家損失と思われるような人物はいない。もちろん、それ以下の国会議員はたくさんいるが・・

一般人である私たちも知っておいた方がいいことは様々なイベント・事件的なこと、例えば、離婚や結婚、転勤や失職、引越し、訴訟・逮捕等が日常業務以上の大きなストレッサーになることである。こうした要因が実は心身の病気の引き金になりやすいので注意しないといけない。避けられるイベントはいいが避けられない、コントロールできない出来事も人生の中にはたくさんある。その時の対処法をそれが起こる前に準備しておいた方がいい。



へミングウェイ(Ernest Miller Hemingway、1899年7月21日 - 1961年7月2日)

ヘミングウェイは1961年にライフル銃で自殺している(アイダホ州で)。晩年 心身症で苦しんでいたことはこのビデをにも書かれているが実は彼の親族の多くは自殺で亡くなっている。マーゴヘミングウェイ(女優)は孫娘であるが彼女も41歳の若さで亡くなっている。自分の部屋で発見されたが、クスリ(精神安定剤)の飲みすぎによる自殺と認定されている。丁度、ヘミングウェイが自殺した日の一日前にである。




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月曜日, 9月 21, 2009

ストレスを軽減するための15のプラクティス

ストレスを感じているなら・・・
ちょっとしたことがわかっていればストレスは軽減できます。そのままにしておくととんでもないことが起こります。ストレスはリスク、でもクスリでは治せません。適度なストレスは生産性を向上させます。

  1.原因を全部紙に書き出してみること → ああなんだと気づく
  2.根本原因をできるなら解決する   → できなければ・・・
  3.物事を否定的に考えないようにする → ポジティブシンキング?
  4.外部に自分から毒ガスを出さないこと → 例えば人の悪口
  5.仕事のストレスなら仕事のスタイルを変えてみること → ダメなら
  6.一時間に一回は必ず休息すること
  7.心の持ち方を意識すること:常に楽観的に、肯定的に・・・
  8.仕事のスキルを見につけること 
  9.仕事でも好きなことを選ぶこと、嫌いなことは避けること
  10.自分のビジョンを持つこと
  11.計画してから活動すること
  12.できないことはNOということ
  13.酒・タバコ・マリ・ドラ等に過度に逃避しないこと
  14.毎日 エキササイズをすること
  15.のめり込んではいけないことにのめり込まない 例:悪い新興宗教等




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マインドマップはあなたの心の問題を解決します。


レスストレス☆ハイパフォーマンス
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月曜日, 9月 14, 2009

マインドパワーを強化するための12のプラクティス

人生を有効に生き抜くにはマインドパワーを強化し続けること。日常のちょっとした行動を習慣化することでパワーアップされる。以下は12のパワーアップのためのプラクティス(行動習慣)

 1.良い・質の高い映画を観る、良い音楽を聴く:インの選択が大事
 2.良書を読む:インプットが大事→アウトプットが変わる
 3.テレビでニュースを見ないこと:偏向報道 →洗脳 
 4.テレビで質の低いお笑いを見ない:質の高いお笑いはOK
 5.自分のパワーを人に渡さない:人に頼らない、自分の人生を大事に
 6.自分で限界を作らない、制約を作らない:パワーを閉じ込めない
 7.自分の将来を心にイメージする:ビジュアル化のパワー
 8.瞑想することを習慣にする:パワーを呼び込むこと
 9.常に感謝の気持ちを持つ:心から
 10.人生を方向づける:ビジョンに向けて活動を繰り返す:イチロー
 11.困った人を助ける・支援する、心から
 12.人生の意味を自分で見つける:質の悪い宗教・他人に洗脳されない
 
そして、ストレス解消できると思い覚醒剤・麻薬・タバコ・酒・・に逃避しない




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レスストレス☆ハイパフォーマンス
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日曜日, 8月 23, 2009

神はあなたを救うか? Bull shiit!

日本人の約7割は宗教を信じていない。(最近の調査結果)確かに宗教をベースにしたしきたりや儀式は色々あっても生活の中で神に心からお祈りする人は少ない。因みにアメリカでは90%が神を信じている。しかも、多くの人は未だに神が人類を創造したと思っている。

日本の自殺率の異常な高さは宗教を信じていないからなのか?日本より自殺率が高い国は主に東欧諸国だが・・。宗教にあまり深く囚われないという点においては日本人の自由な宗教観の方が先進的な気もする、がこの自殺率の異常な高さはそこに多少の美学が見出せたとしても認知と価値観形成に影響する宗教・教育を含めた社会的問題が潜んでいる。それは単純に神にお祈りすれば済むような問題ではない。


神・宗教と言う側面だけを捉えると・・・



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木曜日, 7月 09, 2009

ベン  マイケル・ジャクソン 

ジャクソンファイブの頃のマイケルは輝いていた。彼の歌うこのベンのテーマ(映画主題歌)は何度聴いてもすばらしい。マイケルの棲んだやさしい声とベン(ねずみ)に語りかけるような微妙な抑揚がマッチし感動を誘う。

マイケル追悼式典でのシャープトン牧師の弔辞は迫力があり心に残る。だれもがマイケルジャクソンの偉大さとすばらしさを再認識させられたに違いない。言葉は人の心を動かすパワーを持っている。但し、使い方は簡単ではない。麻生さん(元首相)がサンキュー・サンキュー・サンキューと3回叫んだとしてもシャープトン師と同じパワーを人に与えることはできないだろう。






シャープトン牧師

土曜日, 6月 20, 2009

アップル Think Different

アップルのこのCFもマインドコントロール手法を巧みに取り入れたもの。アインシュタイン等の著名ヒトアイコンを使う、メッセージ(Think different, Creativity)とアイコンをくっつける、最後にロゴを数ミリ秒だけ見せメッセージとくっつける。これでもかと説得する、押し付けるのではなく心のメカニズムを利用して心に落とす。アップルの場合はこうした広告とipodやiphoneがマッチしているからいいのであってブランド化するといってもそう簡単ではない。

麻生さんのだみ声で「冷静な対応をお願いします」は選挙CMのつもりかもしれないが自民党にとってはマイナスイメージでしかない。ただ、TV広告を流せばいいというものではない。



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火曜日, 6月 09, 2009

GranTorino by クリント・イーストウッド

映画名 グラン・トリノはフォード社の車の名称、クリントイーストウッドが監督・主演で奥さんをなくし一人住まいである彼の隣に引っ越してきたアジア系の移民一家との交流を描いた人間ドラマ、この主題歌はクリントイーストウッドとイギリスの若手ジャズミュージシャンのジェイミー・カラムとのコラボである。映画のラストで最初にクリントイーストウッドが唄い始め、後を準主演のアジア系の少年が歌っているような感じにしている(と思う)。その演出が心にくい。メロディー・映像・ストーリーがマッチして心にひたと落ちる。

クリントイーストウッドは子供の頃から好きな俳優(演技ということでなくカッコよさ)だった。ローハイドでのロディというカウボーイ役で覚えている人もいると思う。あの頃と雰囲気はそんなには変わっていない。ローハイドの曲を聴くとフェーバーさんやウィッシュボーンとのシーンが思い浮かぶ。グラン・トリノが彼の最後の監督作品になるのか、それとも・・・後一つ二つはやって貰いたい。

グラントリノ 映画の主題歌 BY Jamie Cullum


ローハイドとグラン・トリノの間には約50年もの歳月が流れている・・・丁度そのころからある意味で私たち(戦後世代)はマインドコントロールされてきたのであるが・・・されど、このシンプルな映画に大いに感動するのはその成果。


ローハイド 主題歌


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土曜日, 5月 09, 2009

マインドコントロール (5)

この世でマインドコントロールのテクニックを最も有効に活用したのはキリスト(教)であろう。その方法は前回述べた1と2の組み合わせによるものである。シンボルがあり、テキスト(物語)があり、皆が集まれる広くて荘厳な場所があり、歌があり、トレーニングされた牧師がおり、伝道師がおり、数々の儀式があり・・。ほぼ完璧なマインドコントロールシステムを創り上げたのである。その点においてキリストはマインドコントロールの神様であると同時にマインドコントロールマーケティングの祖でもある。「信じるものは救われる」とマインドコントロールされ癒されている限り善であり永遠である。

マーケティングはマインドコントロールのテクニックを利用して顧客を掴む方法であるといえる。「心を動かし自発的に行動させる」ためにあの手、この手を繰り出し潜在顧客のマインドをコントロールするのである。善か悪かは使う側次第である。が残念ながらこの世の中は悪の方がはるかに蔓延りやすい。

やらないと商売が成り立たないがやり過ぎもよくない。人の心は騙されやすいようにできている、注意すべきことは私たちが自ら悪の操るマインドコントロールのテクニックに騙されないようにすることだ。CMに有名な女優が使われているからと言ってその化粧品がすばらしいということを意味するものではない。医者が登場し薦めたからといってそのサプリメントの効能が保障されたわけではない。買う私たちが彼らの出演料を払うという仕組に嵌り込んでいるだけのことである。「そんなことは言われなくてもわかっている」と言う人に限って既にマインドコントロールされているもの。

先日クリントイーストウッドの「グラン・トリノ」を見た。決して仰々しいストーリーがあるわけでもなく安作りのシンプルな映画ではあるが・・・それでも十分に感動した。映画はそもそも作られたストーリ。それをわかっていても感動させられ涙が出てくるのである。クリントイーストウッドといえば子供のころから見ているが・・・もしかするとこれが彼の最後の映画になるかもしれない。そう思うから余計に感動したのかもしれない。

すばらしい映画といえば「ショーシャンクの空に」をサイトにアップした。見ていない人は是非ご覧ください。原作者のステファン・キングはシャイニング,グリーンマイル、最近ではミスト等 数々の映画作品があるがキング自身も心が相当病んでいたようだ。昨日のニュースで部屋で倒れていたところをまるで映画のシーンのように発見されたとか。ひどいアル・ドラ中であったらしい。鼻が何の吸いすぎで・・・

⇒ ショーシャンクの空に

土曜日, 5月 02, 2009

マインドコントロール (4)

マインドコントロールの3つの方法は飽くまで心理学からの視点であって使う側はあらゆる方法を組み合わせて使う。しかし、マインドコントロール=悪行為とは必ずしも言い切れない。教育の分野ではマインドコントロールのテクニックが有効に活用されている。されなければいけないと言った方がいいかもしれない。善悪はその方法で決まるのではなく使う側にいる人(組織)で決まる。

例えば、マリファナを禁止するためには「マリファナに手を出すと止められなくなる」、「身体を壊す」等々やや誇大な情報を提供することによって手を出さないように教育しなければならない。麻薬を密売する人には厳しい罰を与えることでできるだけ流通しないようににしなければいけない。「マリファナ」はこわいものだとマインドコントロールすることで犯罪を防ごうとするからだ。教育する上で上手にマインドコントロールテクニックを使うのは決して悪いことではない。

日々受け取る新聞やマスコミから提供される情報もマインドコントロール目的のものも少なくない。というかマインドコントロールなしには国があるいは経済、あるいは商売は成り立たないのだ。教育目的、政治的プロパガンダ、マーケテインング・・・私たちはマインドコントロールの洪水の中で暮らしている。そして私たちは個人差こそあれ既にマインドコントロールされているのである。

漢字能力検定協会というといかにも善玉に思えるのは私たちが日ごろからマインドコントロールされているからだ。「漢字ぐらいは正しく読み書きできなきゃ恥ずかしい」「検定に通れば就職に有利だ」・・・と国、学校、マスコミが挙ってマインドコントロールする中で協会を運営するトップはそれをいい事に私服を肥やしていたのだ。協会と名前がつく組織は何故か善玉のような気がするのもマインドコントロールの成果だ。この類のものは他にもたくさんある。財・社団、NPO・NGO、基金等 こうした組織は何も疑うことなく世の為人の為にいいことをしていると思ってしまう。もちろん、そうであってほしい。

コピーはなくてはならないマーケティングツールだ。その目的はマインドコントロールである。ほんの短いコピーでも人を簡単に誘導できてしまう。パンフレットに「2ヶ月で10kg減量!」と書いて「使用前」「使用後」の写真を載せれば気になる人は「さあ買おう」と言う気にもなる。こうしてどれだけ今まで無駄遣いしてきたことか。

受ける側の結論は人間の心はこういうもの(騙されやすい)ということをよく知っておくことである。そう知った上で騙されないように判断力を磨くことである。心の機能を知り機能アップさせることだ。良い人ほど騙されやすい、正直者ほどだまされやすいという世の中を作ってはいけない。そうしないための選挙であって悪人を政治家に選んでいては世の中は確実に悪くなる。

Impossible dream 

http://www.youtube.com/watch?v=VwRCBHhyrAA

木曜日, 4月 30, 2009

マインドコントロール (3)

前回 資生堂のCMを例にマインドコントロールされてはいけないとの主旨のことを書いたがマインドコントロール=悪では必ずしもない。マインドコントロールは飽くまで心理テクニックである。今回はそのテクニックについて説明して「あーなるほど」という程度のレベルで誤解しないようにしよう。

マインドコントロールのテクニックは大別して3つある。心理学的にみればという3つというだけのことで使う側にとっては組合せによってより色々、効果的に使うことができる。

第1の方法は情報提供である。例えばプロパガンといえばわかりやすい。正しい、正しくないは別にしてやや刺激的な情報、あるいは知識を提供することでそう扇動するあるいは鼓舞する。使う側によって、何がしたいかによってテクニックにバリエーションはある。例えば、北朝鮮のロケット打ち上げも政治的プロパガンダだ。

第2の方法は多くの人がマインドコントロールと思っている方法でありそのベースはパブロフの犬である。簡単に言えば何か刺激を与えて行動を起こさせるように仕向ける方法である。前々回に紹介したカルト勧誘のビデオがその典型であろう。繰り返すことで心の中に入り込み信じ込ませてしまうのである。洗脳する(ブレインウォッシュ)のである。今まで信じていることを洗い流して新しいものに置き換えるためのテクニックともいえる。

第3のやり方が生物学的あるいは医学的なテクニックである。薬を使ったり電気療法などもある。これもいい方法ではないというか、医学の分野ではこれが優先されている。ストレスが溜まるといって病院にいくと医者は簡単に薬を出す。なかなか治らなくなるのである。精神科医のことを書いた本などを読むと恐ろしい。個人的に思い出すのは映画「カッコーの巣の上で」だ。精神病院で悪さをするジャックニコルソンに最後は電気治療で・・・

「カッコーの巣の上」での感動的ラストシーンを見てみよう。

日曜日, 4月 12, 2009

マインドコントロール (2)

人の心は容易くだますことができる。前回のカルト勧誘ビデオを見てもわかるように何度も同じことを言われ続けると心の中にそれが入り込み行動までコントロールされるようになる。

マーケティング・セールスのテクニックもカルト勧誘とそんなには違わない。いくつかのマーケテイングテクニックは人の心の弱みに付け入り容赦なく商品を購買させるように仕向ける。例えば、資生堂の広告。キレイな髪を持つ女優さんを使ってCMを何度もタレ流す。そして心の中にキレイな髪と資生堂の商品を同時に埋め込むのである。

マツモトキヨシに行く⇒その商品を衝動的に購買する。かくしてTVの膨大なコストも消費者が払うことになるのである。殆ど同じ内容(商品)であっても安い商品よりも高い商品を買い使用した方が満足感も高くなるのである。資性堂が悪い会社だとはいわないが心は簡単にコントロールされるようになっている。

オレオレ詐欺も似たようもので人の心理をついた巧妙な詐欺の手口である。「息子が交通事故だ、急いで振り込んで!」と電話口でいわれれば」疑うことなくお金を払いこんでしまう。
頭(論理)より感情(心)の方がはるかに伝達速度が速い。頭で論理的に考えるより先に心が素早く反応し行動を起こす。

こうした心のメカニズムをよく知っておくことだ。心はコントロールされやすい、騙されやすいということを。国もしばしば国民をコントロールする。政治家の役割は国民を上手にマインドコントロールすることかもしれない。

心のメカニズムを知らないと騙されたりストレスを溜めたりと・・・・・

仲間由起恵の美しい髪にひかれて・・本当にそれほど効果があるのか、それにしてもよくこれだけ次から次へと新しいバージョンのCMを作るものですね。

水曜日, 3月 18, 2009

マインドコントロール (1)

人の心はだまされやすい。心は本モノと偽モノの区別がつけられない。何度も同じことを聞かされたり見せられたりすると信じ込むことになる。

マインドコントロールといえばオウム事件を思う出す人も多いと思う。このビデオに見る様なテクニックで人の心を騙すのである。こうした注意を喚起するビデオを日本でも作製し教育現場でもっと見せるようにすれば事件は防げたかもしれない。今からでも遅くはない。カルトだけではなくこの類のものには注意が必要だ。

マーケテインングもこうした人の心のメカニズムを利用して商品やサービス売り込むテクニックを使う。マーケテインングが間違っているとはいわないが程度問題だ。行き過ぎたマーケテインングテクニックは犯罪になる。私達も自分の心メカニズムをよく知っておくことが大切だ。

カルトはこんな風なアプローチで迫ってくる・・・・騙されたらあかん!



自分で心をいい方に活用することができればすばらしい人生を送ることができる。

木曜日, 2月 26, 2009

ワシの生態:変革

ワシが自分の嘴と爪を再生し羽を繕うことで寿命を長らえるように私達人間も過去の栄光や信念・邪念をクリヤーにすることで新しい生き方ができる。以下のビデオは変わる、そして生き残るためには大きな決断が必要ということを教えてくれている。

ビデオで語られているワシの生態は本当の話ではない。あくまで物語である。ワシの寿命は30年程度、嘴を割って再生することはできない。が、インディアンの言い伝えか本当のようで説得力がある。ためになる話でもある。白頭鷲がアメリカのシンボル(国鳥)に使われているのはインディアンがこの鷲を聖なる生き物としているからだろう。

木曜日, 1月 22, 2009

Zen: Satori Process (JyuGyu-zu:十牛図ー悟プロセス)

You can find such yourself as free from fear,limits,and many messy stuffs inside you by using this step shown in a map. The process called Jyu-gyu zu(10 states of cow and you) , so called 'Satori' process ,a metaphor developed by a famous Zen priest,Kakuan.

I recommend each one of us understand this simple process and execute it.So we can be finally such a person who lead and make the world much better place. That is the way of ZEN.Then, ZEN is the best tool to change yourself.You can not find anything by only sitting (Za-ZEN) meditating on Tatami.In day to day life, you should make efforts to get Satori.

土曜日, 1月 17, 2009

2012 Mayan Prophecy End of an Age Part 1





We all of us should prepare something in our mind not to be panicked in 2012.The movie 2012 is coming around summer in Japan.

From Science to God - Peter Russell



火曜日, 1月 13, 2009

Strategy in 2009-Think like dogs



Think and act like dogs.Focus one target that You can visualize.
Run like dogs straight from here towards the target.
Use your energy from inside efficientlly and effectively.
Repeat and repeat without fear,limit,procrastination until you hit it.
Miracle happns to you all the time with no exception if you do it.